活動レポート
Bio-Psycho-Socialモデルに基づいたPBLテュートリアル教育を開始しました。2014年02月01日
2014年2月より医学部5年生のクリニカルクラークシップにおいて、本事業の特任助教がテューターとなり、PBLテュートリアルを実施しています。臨床的な知識や臨床推論方法の習得だけでなく、自主学習への動機付けやグループ内での協調性を高めることを目標として掲げ、学生主導で行うテュートリアルの実践に取り組んでいます。実際の症例を元に作成したシナリオケースを用い、病歴情報から問題点の抽出や鑑別病態・疾患の想起を行い、学生だけで診断に至るプロセスを体得することが目的です。
また、本PBLテュートリアルは、診療所で患者を診察した場合という、プライマリ・ケア設定で行っており、分野に捉われない臓器横断的なアプローチを学習できるとともに、診療所で実施可能な診療を理解する機会となっています。